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【連載2】パニックが起きるメカニズムと、パニックを防ぐ子育て方法


子どものパニックはなぜ起きるのでしょうか。
その原因は、過剰ストレスが引き起こす脳内炎症だといわれています。
今回は、脳内炎症の解説と、ストレスを抑えるための子育てのアドバイスを書いていきたいと思います。

パニックは、脳の炎症反応が原因?!

子どもは大人に比べて五感が優れており、ほんの少しの刺激に対しても過剰に反応します。
特に、赤ちゃんは右脳の全盛期です。
生きるために五感が過敏になっており、ちょっとした刺激にも過剰に反応します。
お母さんがいないと泣き、お腹が空いたと泣き、オムツが濡れたと泣き、ちょっとした音に驚いて泣き、知らない人の顔に泣きます。

脳で過剰ストレスを強く感じると、脳で炎症を起こします。
炎症を起こせば、それを解消するために、血液が集まります。
この、血液が溜まった状態を「うっ血」といいます。
脳で「うっ血」が起きると、その周辺の脳は機能障害を起こしてしまいます。
この「うっ血」状態とは、「脳の興奮状態」のことです。
パニックは、精神が興奮して、異常行動を引き起こている状態なのです。

<脳内の血流変化 提供 Dr.シアーズ>

子どもに与えてほしい、3つの気持ち

親が子どもに与えてほしい3つの気持ちがあります。

①安全
②安心
③安定

ストレスに対する耐性は、一人ひとり異なります。
親が、大人が、子どもにこの3つを与えることで、ストレスの許容量が大きくなると言われています。
ストレスに対する許容量が大きくなるにつれて、あまり泣かなくなります。
不安定にもなりません。
パニックにもなりません。
つまり「我慢ができる状態」になるのです。

興味深いことに、どんな子でも、自信がつくと我慢がしやすくなります
だから、小さい時から「自信を大きく伸ばすこと」が、子育ての肝です。

エジソン・アインシュタイン子育て法では、
「ちょっとでも出来たら、気絶するほど褒める」ことを絶対にしてもらいます。
つまり強力な褒め伸ばしです。
特に乳幼児の場合、一番信頼している母親父親に褒められると自信が大きくつき、劇的に成長します。

エジソン・アインシュタイン子育法とは?

人類の歴史を変える発明や発見をするのは、発達特性を持った人たちです。
エジソン・アインシュタイン子育法は、エジソンやアインシュタインの二人の名に因み、発達障害を発達特性に変えるための合理的なプログラムです。

子どもを良く観察してデータ化し時間とエネルギーのムダを省き
②楽しく脳科学的に取り組み
③少しでもできたら目が笑っている笑顔で気絶するほどホメ育て
④短時間に効率的に脳の機能をレベルアップする

私たちは、発達障害は家庭で改善できるをモットーに、
発達障害の「改善」をめざし、
食生活、生活環境、お子様のストレスの軽減などにも取り組んでいます。

パニックになりやい食品、なりにくい食品

食事によっても、脳が炎症を起こしやすくなると言われています。
パニックを起こしやすいお子さんは、少し控えて様子を観察してみてください。
代表的なものは、この4つ。

①牛乳
②小麦
③卵
④砂糖

炭水化物や脂質の摂りすぎににも注意してください。
こういった食品は100%除去ではなく「8割主義」で食べるようにしてみて下さい。
逆に、食べた方がいい食品もあります。

ナッツ類
ターメリックなどスパイス
ハーブ
ビタミン類
酵素食品 など

抗炎症作用のある食品がいいと言われています。
野菜、カレー、みそ、大豆など、親子で毎日食べられるような工夫をしてみてください。

子どもに与えてはいけない4つの気持ち

子どもに与えてほしい3つがあれば、子どもに与えてはいけない気持ちもあります。
それは、下記の4つです。

①恐怖感
②不安感
③孤独感
④劣等感

特に、乳幼児期に劣等感が脳内、特に小脳に定着すると、大人になっても精神的に不安定になりやすく、鬱になる確率が高まります。
誰でも、劣等感や挫折感を強く味わい、その感覚が小脳に定着すると、自信が持てず、自己否定的な性格になります。
どんなに優秀な人でも、自信を失った瞬間に鬱になるのです。

子育てて重要なのは、子どもの心を育てることです。
脅さないで、怖らがせないで、ひとりぼっちにしない。
基本的なことですが、とても重要なことです。

あなたの笑顔は、目も笑っていますか?

今回は特別に、子どもを大きく伸ばすための魔法をお伝えします。
実践すれば、すぐに効果が表れます。
だれでも簡単にできます。
21世紀最強の子育てスキルといって過言ではありません。

それが、エジソン・アインシュタイン子育て法の
「目が笑っている笑顔」です。

お母さんの目が笑っていると、どんな子どもでも安心して落ち着きます。
パニックになりにくくなります。

ですから、子どもと何か取り組みをする前には、必ず自分に今から説明する体操をやってみて下さい。
そうしないと、せっかくの努力が空回りしてしまいます。

では、ご一緒にどうぞ。

①まず、手のひらを上にして、両手を前に出します。
②次に、指先をピシッと揃えます。
③そして、その手を自分の脇腹に突き立てます。
④脇腹に当てた両手を上下に揺すります。
⑤その時、目を細めてください。
⑥「コチョ・コチョ・コチョ」を10回以上唱えます。

 どうですか、馬鹿々々しくて笑えたでしょう。

実は、その時の笑顔が「目が笑っている笑顔」なのです。
子どもにもコチョコチョしてOKです。(感覚過敏のお子さんには要注意!)
昔から、子育てのコツは「くすぐり」と伝えられてきているのです。

今日から、毎日実践していきましょう!

Profile
鈴木 昭平

1950年茨城県北茨城市生まれ。76年3月横浜国立大学大学院経営学研究科修士課程修了。経営学修士。
常磐大学職員、常磐学園短期大学学内講師、桜美林短期大学、産能短大、日本航空高校、国土交通省・住宅産業研修財団などの講師を務める。
88年より幼児教育に携わり、92年より発達障害児の改善指導に取り組む。その改善指導方法を広めるために、2009年、一般社団法人エジソン・アインシュタインスクール協会を設立。
著書に『子どもの脳にいいこと』『発達障害は家庭で改善できる』『マイナス2 歳からの子育て』等多数。

Profile
運営者/編集者/ライター at

株式会社みのりの森 代表取締役
NPO Reframe 代表理事
凸凹じぶんなび とことこ 製作者/運営者/編集長/ライター
発達障がい専門誌きらり。 発行者/編集長/ライター
発達障害(ASD/ADHD)当事者
双極性障害当事者
発達障害の支援を中心に、会社を経営。
NPOでは不登校、発達障害、HSPなどの生きづらさを抱えた子どもと若者の居場所づくりをしている。

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