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【連載9】東洋医学コラム「夏バテ・秋バテのセルフケア」

はじめに

猛暑が続き、体調を崩している人も多いのではないでしょうか。
今回は「夏バテ・秋バテ」についてお話していきたいと思います。

「夏バテ・秋バテ」とは

「夏バテ・秋バテ」は正式な病名ではありません。

暑さや冷房などの影響で、
夏の暑い盛り・夏の終わり・秋のはじめ などに、
食欲低下・だるい・疲れやすい・やる気がでない…
などの様々な不調が出る状態をいいます。

「夏バテ」は

・冷房と外気の温度差による、自律神経の乱れ
・冷たいものの飲食による、胃腸の弱り
・汗をかくことによる水分・ミネラル不足
・疲労・睡眠不足

などによって起こりやすくなります。

また、上記のような状態が続くと
涼しくなってから「秋バテ」の原因にもなります。

そのほかにも、秋は気温の変化が大きくなるため、
温度調整がうまくできずに風邪をひきやすくなったり、
自律神経が乱れて様々な不調が出たりしやすくなります。

東洋医学的セルフケア

東洋医学において
胃腸などの消化を担当する “脾(ひ)・胃” は、
夏の暑さや湿気によりダメージを受けやすい臓腑です。

また、夏場に増えがちな、冷たいものの飲食でも
“脾・胃”は弱ってしまいます。

“脾・胃”が弱ると、
体中に栄養を行き渡らせることができなくなり
カラダ全体が弱ってしまい、
食欲不振、だるさ、むくみ…など、様々な不調の要因になります。

「胃腸の弱りを整える」
「夏の間に消耗した“気(カラダを動かすエネルギー)”を補う」
「自律神経を整える」

といったことを中心に、
自宅でできるセルフケアを紹介していきます。

〈夏バテ・秋バテに対するセルフケア〉

①休養・睡眠をしっかりとる

日頃から休養不足・睡眠不足であると
夏バテしやすくなり、
弱った“脾・胃”の働きも回復しにくくなります。

寝苦しい夜は、
温度を高めに設定した冷房などを利用して
なるべく質の良い睡眠がとれるように工夫しましょう。

②手足を動かす軽い運動をする

暑い時間帯を避けたウォーキングや、ヨガ、ストレッチなどがオススメです。

東洋医学では、
手足を動かすことが“気”の流れを良くし、
“脾・胃”の働きを助けることにも繋がると考えます。

気分転換にもなりますので、ストレスケアとしても有効です。

③湯船にしっかり浸かる

暑い季節はシャワーだけで済ませてしまう方も多いですが、
冷房や冷たいものの飲食で
意外とカラダの内側は冷えていることも。

ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、
自律神経も整いやすくなります。

また、シャワーだけより疲れが取れやすくなり、
質の良い睡眠にも繋がります。

④胃腸を温める

胃腸が冷えると消化力が落ち、
食欲低下や倦怠感に繋がります。

夏場は冷たいものの飲食で胃腸を冷やしがちですが、
後々夏バテや秋バテを起こしやすくなります。

氷たっぷりの飲み物やアイスなどは控え、
なるべく常温もしくは温かい飲み物を選ぶようにすることで
夏バテや秋バテをしにくくなります。

湯船につかり、お腹を温めるのも良いです。

⑤胃腸に負担をかけない食事をする

「体力が落ちているからスタミナをつけなくては」と
沢山食べようとすると
かえって胃腸に負担をかけて弱らせてしまいます。

おかゆ など消化に良いものを
“よく噛んで”食べることで胃腸への負担を減らします。

また、
一日の食事の回数を減らしたり、
食べる量を減らしたりすることにより、
胃腸を休ませ回復させる助けになります。

⑥“気”を補う食材を食べる

夏の間に発汗などで失った“気”を補う食材を摂りましょう。

〈オススメ食材〉
穀類、豆類、いも類、きのこ類、人参、キャベツ、カボチャ、豚肉、鶏肉 など

野菜をたっぷり入れて煮込んだスープは消化も良く、
お腹も温まり、色々な食材が食べやすくなるのでオススメです。

おわりに

東洋医学では、
前の季節の不養生が後の季節の不調の原因になるとも考えます。

夏の間にカラダを冷やし過ぎてしまったり、
冷房のなかにいて汗をかくことが少なかったりすると、
秋や冬に不調として現れやすくなります。

過ぎてしまった季節には戻れませんが、
今のうちに夏の疲れをケアして
元気に次の季節を迎えましょう。

Profile
菅原 美幸
ライター 鍼灸師 at ERP下鴨南治療院 接骨・鍼灸

学校法人森ノ宮医療学園
ERP下鴨南治療院 接骨・鍼灸
保有資格:鍼灸師、アロマセラピスト、健康美容食育士、ファスティングマイスター
中医学にもとづいた鍼灸施術、食養生などのアドバイスも行っています。

ERP下鴨南治療院 接骨・鍼灸
鍼灸部門では、お体の「鍼灸施術」、お顔の「美容鍼」、子どもさんの「小児鍼」、経絡を整える「アロマオイルトリートメント」を行っています。
また、接骨部門ではスポーツの怪我のケアやトレーニング指導も行っています。

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Profile
運営者/編集者/ライター at 株式会社みのりの森

株式会社みのりの森 代表取締役
NPO法人Reframe 代表理事
凸凹じぶんなび とことこ 製作者/運営者/編集長/ライター
発達障がい専門誌きらり。 発行者/編集長/ライター
発達障害(ASD/ADHD)当事者
双極性障害当事者
発達障害の支援を中心に、会社を経営。
NPOでは不登校、発達障害、HSPなどの生きづらさを抱えた子どもと若者の居場所づくりをしている。

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