【連載11回】“おねしょ”をするのでオムツが外せない!
おねしょをするのでオムツが外せない。
そんなお子さんが増えています。
五感が鋭くて成長発達に遅れがあり、
自信と我慢の少ない子に多発します。
ご安心ください。もう大丈夫です!
1.適切な行動で決まる“おねしょ対策”
おねしょ対策は、
睡眠時の尿意の有無と
尿意に合わせた適切行動で決まります。
(1)睡眠前に水分を取り過ぎると、おねしょする確率が高まります。
(2)過度に緊張すると、眠りが浅くなるとともに膀胱の機能が低下するので、
おねしょする確率が高まります。
(3)眠りが深くて、尿意に気付かずにおねしょするケースもあります。
大事なのは、尿意を感じて少し覚醒した時です。
その時に目を覚まして、
さっと起きてトイレに行かなければ、おねしょになります。
人間の行動をコントロールしているのは
小脳の情報回路です。
体験の積み重ねで情報回路は形成され、習慣化します。
「体験の積み重ね」で重要なのは、
眠っている時にオシッコを催した際の対処法を、
まず小脳にインプットしておいて、実際に機能させることです。
つまり、オネショを回避した成功体験を積み重ねて、
五感から小脳に情報回路を形成することの意味です。
でも、脳の血流の良い時の暗示でも、小脳の情報回路が形成されます。
バスタイム10分間楽習法や、一言繰り返し暗示法や、
超高速カード入力法などによる暗示を実践することによって、
オネショを効率よく解消することができます。
2.発達検査表の△印を“一点集中”で取り組もう!
発達検査表でのチェックは重要です。
お子さんの伸びしろである△印の中から
一点集中で取り組むと
短期間に△印が〇印になります。
成長発達が効率化し、遅れが取り戻せます。
自立の力がドンドンつきます。
(1)基礎能力が充実し
(2)自信がつき
(3)我慢が効いて
(4)思いやりができる子になります。
子育ての問題は根本的に解決していきます。
成長発達が進むことによって
徐々におねしょが減り、オムツが外せるようになります。
少しでも出来たら、
3秒間のコチョコチョ体操で「目が笑っている笑顔」をつくり
気絶するほどホメましょう。
ホメられると、嬉しくなって、ヤル気が出ます。
ヤル気になって繰り返すので早くマスターします。
※Web版の発達検査表のお申し込みは、こちらから!
https://eesa.jp/
3.おねしょには、暗示も効果的です
脳の血流の良くなるバスタイムで
「10分間楽習法」がお勧めです。
子どもと一緒にお風呂に入り、
(1)目が笑っている笑顔で
(2)左の耳に
(3)「おしっこをしたくなったら自然に目が覚めて、
一人でトイレに行きます」と囁きます。
暗示の言葉は、なって欲しい方向で言います。
繰り返し聞くうちに、
意識のベクトルが強化されて行動が改善します。
1日10回100日で小脳に定着します。
100日間の親修行ですね!
親の子育てレベルが上がると
子どもの成長発達が加速し遅れが取り戻せます。
徐々にですが、
おねしょをすることが減ってオムツが外れます。